Open innovation forum|オープンイノベーションフォーラム

テーマ
ディープテック
開催日
2026年9月9日(水)
レポート

2026年度第2回の「豊洲の港から」は「ディープテック」をテーマに開催しました。
ディープテック関連の新進気鋭のスタートアップにご登壇いただきました。

■ご登壇者の紹介

「株式会社角川アスキー総合研究所」 ASCII STARTUP 副編集長 鈴木亮久 氏
2023年から雑誌「週刊アスキー」、WEBメディア「ASCII.jp」の編集者として活動。ニュースをメインに担当し、ネット企業を中心に取材活動を広げる。2015年、日本のスタートアップシーンを盛り上げるべくスタートアップ応援コーナー「ASCII STARTUP」を創設。以来、多数のスタートアップ、またエコシステム関係者への取材、支援実績を持つ。
近年は「グローバル」と「ディープテック」を軸に活動の幅を広げている。パリで開催される「Viva Technology」では国内で注目を集める以前の2018年に初の現地取材を行なうなど、海外の主要テックカンファレンスを長年にわたり現地取材。国内外の取材で得た知見を活かし、ディープテックカンファレンス「ASCII STARTUP TechDay」の総合プロデューサーとして、研究開発型スタートアップ、大学発スタートアップと事業会社、投資家を繋ぐ場、発信の場を創出している。
メディアとしての発信力に加え、スタートアップ展示カンファレンス「JID by ASCII SARTUP」の立ち上げ、特許庁IP BASEやNEDO事業などでのイベント運営事業、東京都のアクセラレーションプログラム(ASAC)や大阪イノベーションハブ(OSAP)、大企業のアクセラレーションプログラム、新規事業プログラムのメンターとして、スタートアップ、新事業の成長戦略や広報・PR支援にも深く関与。エコシステム全体として、産学官連携によるイノベーション創出を牽引している。

■スタートアップピッチ

「株式会社bionto」代表取締役妹尾 浩充 氏
独自のイオントロニクス技術で、セルフケア&メディケーションを革新する東北大学発のスタートアップです。針を刺さない「非侵襲×電気浸透流」技術により、従来の塗るだけ・貼るだけのケアと比べて10倍以上の効率で、有効成分を肌の奥まで届けることができます。「痛くない・傷つけない」のに「ちゃんと効く」を実現する次世代デバイスで、美容・ウェルネスを入口に、医療という大きな可能性へと広がるプラットフォームを育てています。誰もが自分らしく、健康に年を重ねられる社会を目指し、日々研究開発に取り組んでいます。
「株式会社天地人」取締役CFO木村 紋子 氏
天地人は、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)から世界で初めて出資を受けた民間企業です。JAXAの知的財産やJAXAの業務で得た知見を利用した事業を行う「JAXAスタートアップ」の認定も受けています。「宇宙ビッグデータを使い人類の文明活動を最適化する」をミッションに、衛星データとAIを活用した水道DXソリューション「宇宙水道局」などを展開。そのほか、農業や再生可能エネルギーなど様々な社会課題の解決に取り組み、持続可能な地球環境の実現を目指しています。
「メトロウェザー株式会社」代表取締役社長CEO古本 淳一 氏
メトロウェザーは、2015年に創業した京都大学発スタートアップです。国産の小型ドップラー・ライダーを開発し、これまで脅威であった「風」を3次元で可視化します。ドローン・UAVの安定運用や危険物質の拡散予測に加え、不審ドローンの探知・識別への応用も可能です。現在、防衛・民間双方のニーズに対応するデュアルユース技術として、開発を進める一方で、その適用可能性は多岐にわたり、様々な業界に向けたソリューションの提供を目指しています。
「未来の空を、もっと安全に、もっと自由に。」をミッションに掲げ、風という自然の脅威を制御する技術で、社会の安心・安全に貢献し続けます。
「ディーウェザー株式会社」代表取締役小西 亮平 氏
ディーウェザーは、「環境と調和した未来社会の実現」をミッションに掲げる、東京科学大学発のディープテック・スタートアップです。私たちは、建物や地形の影響を強く受ける低高度・数m解像度の気象現象「微気象」に着目し、そのリアルタイム予測技術で社会課題に挑んでいます。従来の気象予測では捉えきれない超局所的なデータは、ドローンの安全運航、都市街区の熱中症予測、鉄道の豪雨対策、プラントのガス拡散解析など、社会インフラの高度化に直結します。当社の確かな技術とパートナー企業の事業基盤を掛け合わせた共創により、スマートシティやインフラ分野に革新をもたらし、人間活動と自然が調和した持続可能な未来の構築を目指します。
「CASB power Inc. (設立準備中)」CEO(最高経営責任者)伊原 学 氏
世界初、カーボン空気二次電池(CASB)システムでより良い社会への変革を!
我々は、経済的な成長とカーボンニュートラルが両立できる社会、"Ambient Ennergy Society"の実現を目指しています。都市部の再生可能エネルギー電源の比率を上げつつ、既存の電力グリッドに”柔軟性”を与えることを可能とする安価な大容量蓄電池の実装が必要です。
2003年に伊原CEOが”JSTさきがけ”で、世界で初めて固体炭素からの放電反応に成功、2021年亀田CTOが博士課程(東京工業大学、現東京科学大学)にて、困難だった充電反応を克服し、2023年には劣化のない機構を開発しました。当社は、1. コンパクト、2.安全、3. 低コスト、4. 製品の安定供給、が可能な、世界初のCASBシステムの実用化によって、都市部の再生可能エネルギー電源の割合を増やし、電力市場に調整力を供給して、安く大量の再生可能エネルギーを活用できる社会への変革を目指します。
「株式会社F-EAT」代表取締役伊藤 直行 氏
食の研究成果を研究室から市場へ。株式会社F-EATは、山形大学工学部・古川英光研究室から生まれた大学発ベンチャーです。低温凍結粉砕含水ゲル粉末、3D/4Dフードプリンティング、食感解析、XRによる食体験設計などを活用し、新たな製品・サービスの開発に取り組んでいます。特徴は、実際に食べ、体験し、対話するイベントを起点に、技術の用途や顧客ニーズ、事業パートナーを見いだしていくこと。介護食、地域食材や食品副産物の活用、宇宙における食まで、分野を横断しながら新たな事業の創出に挑戦しています。
「株式会社TouchStar」代表取締役石田 健太 氏
株式会社TouchStarは、東北大学発のスタートアップです。スマートフォンやVR機器などに搭載された汎用の振動子では再現しきれない豊かな触覚を、独自のソフトウェア技術で生成・再生します。中核となるのは、東北大学大学院情報科学研究科・昆陽雅司教授の研究成果に基づく、触覚データ(波形)を汎用デバイス上で再現する変換技術です。特殊なハードウェアを必要とせず、既存デバイスのバイブレーターだけでリアルな触覚を再現できる点が特徴で、スマートフォンなどの一般的な消費者向け機器でも動作します。エンタメ、VR、技能伝承といった領域で、視覚・聴覚に続く新たな表現軸としての触覚の社会実装を進めています。私たちは、触覚体験をアーカイブし、誰もが共有できる世界の実現を目指します。
「名古屋大学伊藤研究室」客員起業家(EIR)坂上 訓康 氏
分子レベルのミクロスケールから宇宙機レベルのマクロスケールまでの流体の挙動を理解し,工学的に制御することにより,機械システムの性能向上や新技術の創製を目指します.機械工学を基盤としつつ,材料開発,情報技術,バイオテクノロジーを駆使した融合領域の開拓に取り組んでいます.
登壇者
ディープテックについて
  • 株式会社角川アスキー総合研究所
    ASCII STARTUP 副編集長 鈴木 亮久 氏
スタートアップピッチ

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