Open innovation forum|オープンイノベーションフォーラム

テーマ
ロボティクス
開催日
2025年7月24日(木)
レポート

2025年度第1回の「豊洲の港から」は「ロボティクス」をテーマに開催しました。
ロボティクス関連の新進気鋭のスタートアップにご登壇いただきました。

■NTTデータの取り組み紹介

「株式会社NTTデータ」
技術革新統括本部 Innovation技術部 イノベーションセンタ シニアエキスパート
田端 佑介 氏
NTTデータ入社後、研究開発部門にて、長らく交通系システムや自動運転バス/コネクテッドカーの研究開発を経験。量子コンピュータの企画・研究開発や、遺伝子と生活習慣病のリスクの予測に携わった後、スマートロボティクスプロジェクトの立ち上げに参画。現在は最新のAIを活用したロボットシステムの開発に従事。ロボットとAIを組み合わせることで物理的な労働力を補充しDXを加速させることを目指しており、技術革新を通じて社会課題の解決に意欲的に取り組む。

■講演ご登壇者の紹介

「セコム株式会社」Head of SECOM Open Innovation
沙魚川 久史 氏
セコムでは、研究開発や科学研究助成事業責任者を経て現職。セコムグループ横断のオープンイノベーション部門を率い、各種の新価値探索から協働商品開発まで手がける。
イノベーション推進プログラム「セコムオープンラボ」、挑戦的ブランド「SECOM DESIGN FACTORY」などグループ施策を統括。
「日経優秀製品・サービス賞」2020および2022、内閣府第3回および第6回「日本オープンイノベーション大賞」受賞。
社外では東京理科大学フェロー、科学技術振興機構専門委員などを兼任。

■スタートアップピッチ

「ugo株式会社」代表取締役CEO
松井 健 氏
ugo株式会社は、「人とロボティクスの融合で新しい社会システムを構築し、新しい価値観を創造する」ことをミッションに掲げ、業務DXロボット「ugo」シリーズと統合管理プラットフォーム「ugo Platform」を開発・製造・販売するロボットスタートアップ。ロボットとAIの融合により、深刻な人手不足に直面する現場で、警備や点検、受付などの業務を自動化・省人化し、作業効率と安全性を向上。企業の生産性向上に貢献するとともに、人がより付加価値の高い業務に集中できる環境を提供します。
「株式会社Closer」代表取締役
樋口 翔太 氏
株式会社Closerは、「ロボットを当たり前の選択肢へ」というビジョンのもと、食品産業や中小規模の生産ライン向けに、労働力を補完するロボットを開発・提供する筑波大学発のAIロボティクスカンパニーです。
当社のロボットは、「小型・低コスト・簡単操作・充実したソフトウェア」を特長とし、自動化が進みにくい現場にも導入しやすい設計となっています。
「株式会社FullDepth」代表取締役社長 CEO
吉賀 智司 氏
株式会社FullDepthは2014年に設立した筑波大学発のスタートアップ企業であり、深海探査向けに確立した水中ドローンの技術をベースに、インフラ点検や水難救助などの過酷な現場で役に立つプロダクトへと進化させることで水中ロボティクス技術の社会実装を行っております。本年より国産水中ドローン「DiveUnit」シリーズに独自開発の機体制御技術や水中計測技術を搭載して、水中の状況を2D/3Dで捉えることができる「水中3D撮影サービス」を提供開始するなど、水中のデジタル化に向けたソリューションの開発・ご提供に取り組んでおります。
「Xsym株式会社」代表取締役CEO
加藤 真平 氏
ヒトと対話可能な生成AIが広がり、上流の認識技術としてのフィジカルAIに再び注目が集まる。ヒトは知覚の80%を視覚情報に頼り、僅かなヒントで、前提知識や暗黙知を駆使しながら柔軟に多くを予測する。これを模倣した「ヒトの視覚認識アルゴリズム」を核とした、ヒトらしい認知・判断をするコンピュータビジョン/ロボティクスを開発し、多くのものづくりやインフラの領域における検査・遠隔監視を中心に社会実装を進めてきた。
今後はさらに広い領域に提供し、多くの暗黙知が眠る日本の産業に貢献したい。
登壇者
NTTデータの取り組み紹介
  • 株式会社NTTデータ
    技術革新統括本部 Innovation技術部 イノベーションセンタ シニアエキスパート 田端 佑介 氏
講演ご登壇者の紹介
  • セコム株式会社
    Head of SECOM Open Innovation 沙魚川 久史 氏
スタートアップピッチ

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