- テーマ
- 大企業ピッチ
- 開催日
- 2019年12月16日(月)
- レポート
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「豊洲の港から」としては初の試みとして「大企業ピッチ」を開催しました。
スタートアップとの協業に積極的な「豊洲の港から」サポーター企業のみなさまにご登壇いただきました。
また、新進気鋭のスタートアップにもご登壇いただき、その後の懇親会も大いに盛り上がりました。■大企業ピッチ
「セコム株式会社」沙魚川 久史氏
セコムは、創業以来、誰もが安心して暮らせる社会をめざして、新しいサービスを次々と生み出してきました。
昨今、社会を取り巻く環境はめまぐるしく変化し、複雑化・複合化しています。
多様化する社会のニーズに応えるサービスを、“より多く、より早く”生み出すためには、異質な知識、アイデア、技術を積極的に融合させていくことが必要です。
社会のさまざまなお困りごとを、新しいサービスによって、できる限り早く解決したい。
私たちセコムは、この想いを実現するために、分野・業界、世代を超えた多くの方々と未来の社会について対話する「セコムオープンラボ」を運営し、多様な感性による課題感や共感を起点にサービス創造を進めています。「セブン銀行」堀越 早織氏
セブン銀行は、「セブンイレブンでお金がおろせると便利」というお客様のニーズを起点に、2001年からATMプラットフォーム事業を展開しています。現在は店舗以外にも空港や駅等、「いつでもどこでも」ATMがご利用いただける環境をお届けしています。
セブン・ラボでは、スタートアップ企業とのオープンイノベーションや新規事業探索・推進、AI活用による事業高度化を実施しており、流通グループに相応しい新しいスタイルの銀行サービスの創造を目指し、全社イノベーションを推進しています。「三井住友フィナンシャルグループ」山﨑 英氏
ITイノベーション推進部は、SMBCグループにおけるイノベーション文化の定着から、アイデア創出、事業化までを一気通貫で担当している。
海外では、シリコンバレー、ニューヨーク、トロントをはじめとしたベンチャーキャピタルやアクセラレーターとの提携を通じ、具体的な事業創出に取り組んでいる。
国内では、渋谷にオープンイノベーション拠点である「hoops link Tokyo」を設置し、スタートアップや大企業との連携機会を探っている。
非金融分野のビジネス創出に強く拘っており、生体認証プラットフォームである「ポラリファイ」社や、弁護士ドットコム社と共同で立ち上げた「SMBCクラウドサイン」社を設立。
AIをはじめとした先端技術の活用にも取り組んでいる。「スカパーJSAT株式会社」池田 悠太氏
スカパー!は、20年以上にわたり、お客様へ多チャンネル放送サービスを提供してきました。昨今は、テクノロジーの進化に伴い、配信サービスとの競争が激化する一方で、お客様の生活時間は変化し、可処分時間が増加すると想定されます。
スカパー!は、お客様の生活時間に着眼し、映像コンテンツのみにとどまらず、事業領域を生活の中(LIFEサービス)まで広げていきます。
その際、当社の強みであるテレビの顧客接点を活かした、次世代テレビ事業を推進しております。「映像コンテンツ」×「LIFEサービス」の融合による新たな顧客価値の創出を目指しております。■スタートアップピッチ
「株式会社RevComm」代表取締役 會田 武史氏
「新たなコミュニケーションの在り方を創造し、世界に変革をもたらす」というミッションを掲げ、AI × Voice × Cloudのソフトウェア/データベースを提供するスタートアップです。法人向けサービス第一弾として、電話営業を可視化するAI搭載型クラウドIP電話「MiiTel」をご提供しております。MiiTelは人工知能搭載型のクラウドIP電話です。
MiiTelを導入することにより電話営業・顧客対応を解析・可視化し、アポイント獲得率、成約率、顧客満足度を向上させることでお客様の利益向上に貢献します。
また電話業務における教育コスト削減や、CRM連携によるワンクリック発信で電話業務工数の削減などでコスト削減にも貢献します。「Kotozna株式会社」CEO(CO-Founder) 後藤 玄利氏
多言語同時翻訳サービス『Kotozna Chat』を提供しています。
Kotozna Chatとは、多言語コミュニケーションプラットフォームで、従来のメッセージングアプリに同時翻訳機能が加わったサービスです。言葉が通じない人同士の、対面での言葉によるコミュニケーションと、離れた場所でのチャットを介したコミュニケーションを可能にし、1対1だけでなく、複数人で同時にグループチャットができます。
観光シーンにおいては外国人旅行者と国内事業者とのコミュニケーションを、企業内においては多国籍チーム内でのコミュニケーション円滑にし、対応言語は104言語です。スマートフォンを使えば、文字入力だけでなく音声入力も可能です。「株式会社レスティル」代表取締役 足立 直隆氏
専用アプリとIoTボックスで、リアル店舗と近隣消費者をマッチングする日本初の狭域商圏でのデリバリープラットフォーム「ポスケット」を自社開発しております。
現在、β版のプロダクトが完成しており、実証実験を重ねながら、販路開拓や資金調達など事業化に向けた準備を進めています。「mui Lab, Inc.」Co-Founder / CEO 大木 和典氏
mui Lab株式会社は、NISSHA株式会社(京都市中京区)の社内ベンチャーとして設立された後、2019年4月にManagement Buy Out(MBO)により独立したテクノロジースタートアップ企業です。私たちは、今後ますます進んでいくテクノロジーの未来が作為的でなく、自然なありさまを示す「無為自然」のコンセプトの元、テクノロジー、人の生活、自然との調和をデザインコンセプトの中心に据え、デジタル情報との新しい関係性をデザインと最先端のエンジニアリングを通じて実現します。伝統と技術の融合する街、京都をベースに人に寄り添うテクノロジーをグローバルに発信しています。mui Labは、2018年末のKickstarterにて目標額の達成とベストオブキックスターターを受賞、2019年1月ラスベガスで開催されたCESではイノベーションアワードを受賞、2019年4月にイタリアミラノで開催された「ミラノデザインウィーク2019」では株式会社ワコムと新企画のアートシステム「柱の記憶」を共同出展し、世界中のメディアを通じて多くの関心を寄せていただいております。「SOOTH株式会社」代表取締役CEO 額田 康利氏
生体反応データに着目し、ヒトの感情と行動に関する洞察を深め、体験設計を通じて人々の体験や生活をより豊かにすることをミッションとするソリューションカンパニー。
「心を動かす」コンテンツを提供し続けてきたAOI Pro.
グループの強みを背景に、ヒトの心の動きを「捉え」、「ひも解き」、そこから得た知見を体験として「デザイン」することをコアコンピタンスとしています。「ジギョナリーカンパニー」代表取締役CEO 市川 航介氏
「もっとこうだったらいいのに」を見つけ、解決するための価値ある事業・サービスを生み出し続けていくことをミッションに、2019年1月11日に設立。2019年4月より、”行きたい”が見つかるソーシャルロケーションサービス「MachiTag」をスタート。時代を越え、300年後も輝き続ける、世界一の“お役立ち事業”創造企業をめざし、ジャンルに捕らわれない幅広い事業展開を目指す。「Insight Tech」代表取締役CEO 伊藤 友博氏
株式会社Insight Techが運営する「不満買取センター」では、スマホやPCを通じて41万人の生活者から商品やサービス、人間関係などのあらゆる「不満の声」を買い取っています。同社では現在までに集めた1,300万件の「不満の声」をAI(人工知能)で解析し、企業や自治体等の課題解決や新たな価値創出に貢献しています。また京都大学の黒橋・河原研究室と連携し、最先端の構文解析技術と蓄積された「不満の声」を活かし、独自の文章解析AIを開発。コールセンターや市民の声など、企業や自治体が持つテキストデータを解析し、課題解決に繋げています。
- 登壇者
- 〈大企業ピッチ〉
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セコム株式会社オープンイノベーション推進担当 リーダー 沙魚川 久史氏
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セブン銀行セブン・ラボ 調査役 堀越 早織氏
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三井住友フィナンシャルグループITイノベーション推進部 オープンイノベーショングループ長 山﨑 英氏
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スカパーJSAT株式会社LIFEビジネスセンター データ事業部 兼 LIFE事業部 池田 悠太氏
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株式会社RevComm代表取締役 會田 武史氏
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Kotozna株式会社CEO(CO-Founder) 後藤 玄利氏
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株式会社レスティル代表取締役 足立 直隆氏
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mui Lab, Inc.Co-Founder / CEO 大木 和典氏
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SOOTH株式会社代表取締役CEO 額田 康利氏
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ジギョナリーカンパニー代表取締役CEO 市川 航介氏
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Insight Tech代表取締役CEO 伊藤 友博氏
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英国大使館国際通商部 対英投資上級担当官 テクノロジー&クリエイティブ
町井 直美氏
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