コンテスト

電力事業者向けサービスについてコンテスト後4カ月で提供開始

電力自由化をチャンスに

2014年に初めて実施して以来、時代を捉えたいくつものアイデアが生まれてきた「豊洲の港からpresentsオープンイノベーションビジネスコンテスト」。すでに多くの事業が実証段階にこぎつけていますが、2015年9月の第2回ビジネスコンテストで優秀賞を受賞後、わずか4カ月後の2016年1月に協業開始となった例をご紹介します。

サービスを相互接続、両社の強みを生かす

それは、Sassorが提供する、個々の電気製品がどれだけの電力を消費しているのか、リアルタイム見える化・分析できるIoTアプリケーションサービス「Energy Literacy Platform(以下:ELP)」とNTTデータの電気事業者向けアプリケーションプラットフォーム「ECONO-CREA」との協業プロジェクト。豊洲の港からPresents第2回オープンイノベーションビジネスコンテストに「電力×異業種の新サービス創出に関する協業」というテーマでアイデアを募集、優秀賞を獲得したSassorとの集中的な協業検討が実を結びました。電力自由化により差別化が求められる電力事業者向けに、詳細な利用状況を分析できるツールを提供しています。

2020年までに1万拠点導入目指す

NTTデータの顧客・業種ごとの特性を踏まえた分析ノウハウと、Sassorが持つ電力データや各種IoTセンサーデータの分析ノウハウを掛け合わせることで、電気を利用する事業者やユーザに対して、経済性や環境を考慮した高付加価値なサービスが提供可能となります。

今後、両社は営業連携も強化し、2020年までに10,000拠点への導入を目指します。